【寄稿】加盟店オーナーさまからの熱いメッセージを頂きました

こんにちは、BIGOLIの代表 石川潤治です。

私たちの始まりは4坪のワインバー。
昼に営業しないのはもったいないと考え、ランチに本格ボロネーゼを提供。
やがてその味は評判となり行列を生み、寝る時間を割いて仕込んでも売り切れる事が続きました。
同時にお客様からは「他でも食べられるところは無いのか?」という声が次第に大きくなりました。
このような事から、大きな設備で一括生産し、その食材を価値観の合う仲間たちと分かち合える仕組み = メニューライセンスが生まれました。

この仕組みも情報番組「がっちりマンデー」などで取り上げていただき、今では30店舗にも広がっています。が、やみくもに増やすつもりはありません。
あくまでもメニューライセンスは、価値観が共有できる方とのみ広げていきたいと考えています。

そんな中で、私が尊敬する神戸三宮でメニューライセンス店を営まれている笠井さまから、弊社機関紙への寄稿を頂きましたので以下に紹介させてください。

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はじめまして!神戸三宮で飲食店を経営しています、株式会社oneloveの笠井といいます。

1月18日にBIGOLIメニューライセンス加盟店の2店舗目【ボロネーゼとミートソースの違いを教えてあげる】をオープンしました。


今回はオープンにあたって僕が考えた事などを共有させていただきます。

僕がBIGOLIと出会ったのはコロナの真っ只中、2021年5月でした。
それまでは夜の居酒屋やバル業態を数店舗経営していましたが、人手不足や労働時間問題など、飲食店がかかえる問題に悩んでいました

コロナになり、経営している店舗は長期休暇、資金とスタッフは減り、この先どうするかを模索していた所、某業界誌でBIGOLIの存在を知り、すぐにAmazonで購入して食べました。
その時の美味しさに衝撃を受けて、これは絶対に加盟したいと思い、すぐに代表の石川さんにアポを取りました。

そこで、先ずイタリアンバルとして経営していた店舗を
昼はボロネーゼ専門ランチ
夜はボロネーゼがメインのスタンド
【ボロスタ】としてリニューアルしました。

元々夜の飲み屋街でしたが、徐々に認知されて、ランチ単体でも利益が出るようになりました。夜はボロネーゼや一品料理、ワインブッフェが人気で2022年12月はコロナ前を上回る売上を達成できました。

その時から、人通りの多い繁華街でボロネーゼだけの専用店を出したいという思いがあり、今回の出店に至りました。

今回の出店にあたり主に考えていた事が3点ありました。
①値上げする(適正価格での販売)
②男性が多い店にする
③誰が入っても運営可能な店にする


<食券機を導入。ラーメン屋さんのようなわかりやすいコンセプトの店内>


①値上げについて
昨今の物価上昇は僕達にとって大問題です。でも、僕は今こそ価値のある物は思い切って値上げ(適正価格)にするべきだと考えています
【ボロスタ】でお客様を観察して出た結論はBIGOLIのボロネーゼは値段で食べに来ていない。本当に美味しい物にはお客様は喜んでお金を払う。でした。

なので【ボロスタ】ではオープン当初から計4回値上げしています。
だけど、来客数や売上は落ちていません。むしろ上がっています。
もちろん、ただ単に値上げだけするのではなく、きっちりとしたサービスや商品説明は徹底した上で、です。

さらに新店舗ではSサイズを導入して原価調整を行いました。

②男性が多い店にする
【ボロスタ】は店の作り的に女性客や若者が目立ちます。
それは悪い事ではないのですが、やはり若い女性はSNS投稿に必死だったり、量が多かったりでBIGOLIのボロネーゼの味がどこまで伝わっているのかが少し不安でした。
席回転も悪いですし…
なので新店舗では男性ががっつり食べてササっと帰ることができる店を意識しました。

③誰が入っても運営可能な店舗にする
実は飲食店経営者としてこの部分が1番の恩恵を受けています。
僕は約20年飲食店経営者をやっていますが、やはり人の悩みは尽きませんでした。
料理が上手なスタッフ、接客の上手なスタッフが抜けると売上が落ちる。
僕達の業界ではあるあるですよね。
その点BIGOLIはキチンとトレーニングをすると入ったばかりの学生アルバイトさんでも運営できます。しかもあの美味しさで。
これは人手不足の飲食業界にとって革命的です。
もちろん作業だけではなく接客や心を教えた上でですが、店舗管理がグンと楽になりました。

新店舗はお陰様で今のところ毎日100名を越える沢山のお客様にご来店いただき、予想通り男性7女性3くらいの割合になっています。
価格も適正な売価にしたつもりですので、利益もキッチリ出ると思います。
今が大切な時期なので、きっちりとスタッフ教育をしてより良い店に磨いて行きます。

今後は神戸三宮と同じくらいのボリュームのある立地で【ボロネーゼとミートソースの違いを教えてあげる】をオープンしてみたい。と密かに考えています。

長くなりましたが、以上です。
皆様、頑張りましょう!ありがとうございます!

 

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以上、神戸三宮で飲食店を20年経営されている笠井さまからのレポートです。このお店が繁盛しているのは、一人一人のお客様に心の通ったサービスがきちんとなされていること、その上で商品が持つ唯一無二の価値をきっちり伝えているところだと思います。
きちんとした接客をし、値段を上げても商品価値を理解してもらえればリピートにつながる。これが徹底されているからこそBIGOLIを導入してうまくいっておられるのだと思います。

時々、BIGOLIを扱えば簡単に数字が作れると思われている方に出会います。私はそのような方にはライセンスの許諾は致しません。BIGOLIは、いたずらに加盟店を増やすことや、加盟金で商売をするビジネスとは違います。
純粋にBIGOLIの良さを理解頂き、それを分かち合っていただける方々で一緒に商売をさせていただきたいと考えています。<BIGOLI代表 石川潤治>